気功の種類

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気功とは何でしょうか?端的にわかりやすく説明した一文を紹介しましょう。

気功とは民族的特色の濃い医療保健運動である。それはわが国(中国)の人民が大自然や疾病と闘ってきた中で、意識の作用でセルフ・コントロールする経験の総括であり、自分自身の精・気・神を鍛錬するための独特な身心鍛錬法である。

「たま出版 中国気功法」より

身心鍛錬法というとちょっと仰々しいのですが、ラジオ体操のように決まった動きを行うことによって心と体を健康に保つ方法だと考えればよいでしょう。

気功にはいろいろ種類があり、大きく分けると硬気功(武術気功)と軟気功(医療気功)があり、軟気功はさらに内気功と外気功に分けることが出来ます。

町好雄著 「気は脳の科学」より

wikipediaでは以下のように説明されていますので参考にしてください。

気功は、主に体内に「気」を循環させ「気」の質やコントロールする能力を高める内気功と、身体に必要な「良い気」を外から体内に入れ、身体に合わない「悪い気」を体外に排出させるなど「気」の積極的な交換を行って患部等を癒やす外気功とに大別される。ある種の気功師による外気功は、ときに超能力的なものとして捉えられる場合もある。中国では気功は自分で実践する「内気功」が主体で、外気功(ヒーリングに類似)は補助である。日本に気功が知られ始めた頃、中国の気功師がメディアで外気功を盛んに行っていた影響もあり、日本では「気功=外気功」という誤解が残っている。
内気功は、身体を動かすことで気を循環させる動功と、身体は動かさずに体内の気を循環させる静功に分類される。中国で実践されている気功の種類の多くは「動功」である。
美容や病気の治癒も含めた健康面に関する気功を軟気功、護身術など相手を倒したりするものを硬気功と分類するのは日本独自のものである。中国において軟気功、硬気功という言葉はなく、軟功と硬功という言葉しかない。軟功は体を柔軟に柔らかくすることを目的とした気功、硬功は体を強く固くする目的の気功であり、それが日本で誤解されて伝わり広義の意味で用いられるようになった。

「Wikipedia」より
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